0
¥0

現在カート内に商品はございません。

手打うむどんの栞

水澤最古のうむどん屋としての味と暖簾一筋に今日まで参れましたのも之一重にご贔屓の皆々様の御陰と存じまして厚く御礼申し上げます。

”名物に美味いものあり清水屋のうむどん”と古くより足を止めた食通の皆様から御愛顧頂いて居ります。

由来

今を去る遠き昔、仏教文化頃。この土地の開祖、伝教大師高麗より恵灌大僧正外、幾多の名僧を招き仏門栄へし時代、その名僧により特に秘伝を授けられ、その人柄をもめでて「幾世も流れつきませぬ清き泉の清水の如く栄へよ」との恵召しにより特に「清水屋」の号を給はりしと云い伝ふ。

この地、水沢観音も推古天皇の御勅願により建立し給うに、歴代陛下、親王、内親王様御参拝の砌、清水屋に御立寄り遊ばされ、宮内省よりは特別の御許しを賜り、御召し上げ戴き今日までも続いて居ります。

時の流れの移り変わりにより、手作りの品々の少なき時代。創業以来一貫して昔とおなじ手打を貫いています。

どうぞ懐かしい味を一時都塵をさけ静かな山奥の離室にてお寛ぎ下ださいませ。

お申し込みにより、うむどんと共に山菜と旬の品々のお取り合わせの御料理のお召し上がりも又格別でございます。

どうぞ、ごゆるりと御賞味下さいませ。

今は亡き久保田万太郎、高見順両先生方も、”伊香保路に足が向くのは「清水屋への立ち寄りがたのしみの一つで」”と、当店を愛して下さいました。

昔からの暖簾をそのままに当地に守り続けた店も今は当店一軒でございます。

十七代目店主 敬白

たれのつくり方

延命長寿の素になるゴマ等を主体とし、山の香りをおりこみました。

ゴマを当たり鉢にお一人一サジ位の割にて、お入れ下さい。みりん又は汁をほんの少々入れまして、ドロドロになるまでよくすりまぜて下さい。

ドロドロになりましたら、お好みのお汁を入れましてよく混ぜ合わせて下さい。根生姜、ゆずの香りで召し上がると一層風味がございます。お汁はかつを節を煮だして吸味より少々薄目にお味付け下さい。

ゆで方、召し上がり方

なるべくたっぷりした容器に、お湯を多めにして沸騰しましたら静かにうどんをお入れ下さい。うどんがお湯の表面に浮きましたら少し火を弱め、しずまぬよう、お湯がこぼれぬよう、ゆっくりかき回して下さい。

干うどんは十二分~十五分ほどで、ゆで上がります。うどんがすきとおるようになりましたら、揚げて冷水でよくさらします。お暑い折にはさっぱりとしたつけうどんにし、お寒い折には暖かくなべ焼きうどんまたは釜揚げうどんにして御召し上り下さい。

カテゴリ一覧

ページトップへ